こんなところにこんなものが!Lüchowのストーンズ・ファン・ミュージアム

こんなところにこんなものが!LüchowのStones Fan Museum

 

リューネブルクは塩博物館以外にも見所が多そうだったが、前日の晩、夫から電話があり、「いつ帰って来るの?」と言われてしまったので、サッサと次へ行かなければならない。リューネブルクを後にして向かったのは、Lüchowという小さな町だ。

 

なかなか綺麗な街並み。Lüchowはバウムクーヘンで有名な東ドイツの町、Salzwedelから16km北にある。Lüchowまではギリギリ、ニーダーザクセン州だ。Salzwedelのバウムクーヘンは日本人にも密かな人気で、観光にSalzwedelを訪れる人も結構いると聞いている。しかし、Lüchowまで足を延ばす人はおそらくほとんどいないだろう。ここに何があるのか、知られていないから。

しかし、私は発見してしまった。このニーダーザクセン州の外れの町にあるマニアックな観光スポットを。

 

Stones Fan Museum。そう、ここはローリング・ストーンズのファンのためのミュージアム。ネットサーフィン中に偶然発見した。でも、田舎町のストーンズミュージアムなんて、どうだろう?たいしたことないのでは?と思わないでもなかった。しかし、平均滞在時間1.5時間と書いてあったし、リューネブルクからそう遠くないので、とりあえずやって来た。

 

 

 

中に入ると、すぐにオーナーの男性が近寄って来た。「ハロー!あんたもストーンズファンかい?」

 

オーナーのUlrich Schröder氏(通称、Uli)。ここではウリさんと呼ぶことにする。

 

「あ、ええ、まあ」と曖昧に答えたが、実は私はストーンズファンではないのだ。ローリング・ストーンズは嫌いではないし、気に入りの曲もあるが、特にファンというわけではない。なぜならば、私はビートルズファン、いや、正確にいうと、往年のウィングスマニアなのである。(理由になってない?)ウリさんにはウィングスマニアであることは伏せておくことにしよう。

 

「ゆっくり見て行ってよ。何か知りたいことがあったら、遠慮なく聞いて」

 

ミュージアムの中はストーンズグッズでいっぱい。

 

ほ〜と思いながら見回していると、ウリさんがまた寄って来た。

「6年前にオープンしたの、このミュージアム。すごいでしょ。こんなの世界に二つとないよ」

世界に二つとしかないとはちょっと信じられないが、ドイツ国内で他に知らないのは事実。でも、なぜこの町に?

「オレ、この町の生まれでさあ。若い頃からずっとストーンズコレクションやってたんだよね。だから、Lüchowにこのミュージアムがあるのは偶然ね。まあ、市の協力なんかも得てね。でも、ローリング・ストーンズっていう名前はつけちゃいけないの。ほら、商標だからさ。それで、ストーンズファン・ミュージアムってことにしたよ」

 

「これがうちのステージ。ここで、ストーンズのコピーバンドが演奏するんだ」

 

 

ストーンズと関係あるか知らないが、いい感じ。

 

「このビリヤード台はね、ストーンズのコンサートで楽屋にあったものなんだよ。うちがミュージアムをオープンするっていうことで、お祝いに貰ったんだ。このストーンズ人形は◯◯っていうアーチストの作品で、、、これから色付けするんだけど」(アーチストの名前を聞いたけれど、忘れてしまった)

 

「こっちの小さいストーンズ人形はルール地方の主婦が趣味で作ってんの。似てるでしょ?」

 

「ビリヤード台はメンバー一人一人のサイン付きだよ」

 

「こないだはアルバート・ハモンドのライブやったばかり」

 

「喉乾いてない?なんでもあるよ」

 

ライブ動画が流れている。う〜ん、なんか居心地いいな、このミュージアム。平均滞在時間1.5時間って、わかるきがする。ここに座って何か飲みながらライブ見ていたいよね。

 

「あ、向こうのドア開いてるところ、トイレね。男子トイレだけど、よかったら見てって。写真撮っちゃっても全然、構わないよ」

 

どれどれ、、、。

おーっ。この後ろ姿、ウリさんだね。

 

 

こちらは女子トイレの壁。

 

 

こんなテーブル、欲しい人いるのでは?

 

「そうそう。ここを出てすぐのところにカフェもオープンしたんだ。よかったら寄って行って。メインストリートね。それから、Gartenstraßeの全長40メートルの壁にストーンズのグラフィティがあるよ」

 

ストーンズに詳しくないからグッズを見てもよくわからなかったが、雰囲気は悪くない。近所だったらちょくちょく遊びに来るかもしれないと思いながら、「ありがとう!じゃ!」と言ってミュージアムを出る。

 

ウリさんのカフェを覗いてみた。

 

カフェっていうか、、、。インビス(軽食堂)という感じ。グラフィティも見るつもりが、メインストリートに素敵なカフェを見つけてしまい、ケーキ食べたりしてるうちにすっかり忘れてしまった。(こちらのサイトに画像あり)

 

バウムクーヘンとストーンズ、両方好きな人はSalzwedelとLüchowをセットにして観光すると良さそうだ。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です