やっぱり旅こそが中心 〜  2023年の活動まとめ

年が明けたので、2023年の活動について軽くまとめておこう。 2022年はこちらにまとめたように、探検仲間の久保田由希さんとの共著で本を執筆し(『ドイツの家と町並み図鑑』…
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ドイツの野鳥 ② ツル

ドイツの野鳥シリーズ、第一回はキツツキだった。今回はツルについて。 ドイツで観察できる野生のツルはヨーロッパクロヅル(Grus grus grus)のみだが、メクレンブルク=フォアポ…
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北海道ジオパーク・ジオサイト巡り 2023 ⑰ むかわ町穂別博物館でむかわ竜(カムイサウルス・ジャポニクス)を見る

約3週間の北海道ジオパーク•ジオサイト巡り、ついに最終日。最後の目的地はむかわ町の穂別博物館に決めた。 数年前、北海道むかわ町で見つかっていた恐竜の化石が新属新種であることが判明したというニュースを目にし、興味が沸いた。そして、むかわ竜と名付けられたその恐竜の学名が「カムイサウルス・ジャポニクス」に決まったと知ったときには思わず興奮。カムイの地で生まれ育った者としてはスルーできない。いつかカムイサウルスを見てみたいなあと思っていたのだ。 むかわ町穂別は「古生物学の町」という感じで、町のあちこちに化石や古生物のオブジェが見られる。   穂別博物内に入ろう。ロビーで出迎えてくれたのは、カムイサウルスではなく、ホベツアラキリュウのホッピーだ。 ホベツアラキリュウは中生代白亜紀に生きた水棲爬虫類のクビナガリュウ(プレシオサウルス)で、穂別地域でおよそ8000万〜9000万年前に生息していたとされる。…
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北海道ジオパーク・ジオサイト巡り 2023 ⑯ アポイ岳UNESCOグローバルジオパーク 後編

前回の続き。「幌満峡エリア」でかんらん岩を見た後は、海岸沿いの「様似海岸エリア」と「日高耶馬峡エリア」のいくつかの見どころを回った。 これまたすごい景色。漁港の内側に突き出した板のような巨岩はソビラ岩。その向こうにうっすらと陸繋島であるエンルム岬が見えている。岬まで行ってみた。 海から奇岩が突き出すこの特徴的な海岸地形はどうやってできたのだろう。エンルム岬やソビラ岩、親子岩などは「ひん岩(porphyrite)」でできている。ひん岩とは、安山岩質のマグマが冷えて固まった火成岩で、斑状組織を持つ。およそ1770万年前、太平洋プレートのしずみ込みによって地殻が圧縮し、できた地層の割れ目にマグマが入り込んで固まった。その後、大地が隆起し、やわらかい周囲の地層は波の侵食を受けて削られてなくなった。後に残った硬いひん岩も、長い年月のうちに少しづつ削られていく。そうして不思議なかたちの岩が作られていったのだ。 様似海岸エリアから海岸沿いを東に進み、日高耶馬渓エリアに入ると、まもなく冬島漁港が見えて来る。冬島漁港には冬島の穴場と呼ばれる、穴の開いた大きな岩がある。 この岩は片状ホルンフェルスと呼ばれる岩でできている。 「ホルンフェルス」はドイツ語の…
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北海道ジオパーク・ジオサイト巡り 2023 ⑮ アポイ岳UNESCOグローバルジオパーク 前編

北海道ジオ旅も終盤。いよいよ待ちに待ったアポイ岳UNESCOグローバルジオパークへ行くときが来た。アポイ岳ジオパークは、日高地方南部、様似町を中心に広がるジオパークで、…
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北海道ジオパーク・ジオサイト巡り 2023 ⑭ とかち鹿追ジオパーク 東ヌプカウシヌプリの風穴地帯

旭川市周辺のジオサイト(カムイミンタラジオパーク構想における見どころ)を見た後は、いよいよ楽しみにしていたアポイ岳ジオパークに向かうことにした。でも、旭川からア…